ランニング桜島2025 日記と動画

かなり久しぶりに10kmのレースに出場しました。
長文になりますが、様々な経緯を書いていきます。
お時間ある時にご覧ください。
敬語略します!

約8年もの間、脚のいたる部位に痛みが出続けて、まともに練習が出来ない日々が続いた。
今年の鹿児島マラソンの練習でも出たが、根本的治療方法を見つけることができた。
それにも関わらず、4月の終わりに強烈に左下腿を痛めてしまい、それが治るまで数か月かかり、まともな練習を始めることができたのが9月からだった。
今回の桜島のレースは3か月の練習で挑んだものとなった。
10,11月は8年ぶりにもな連続した月間走行距離300km越えの練習ができた。
少しずつ走れていた頃に戻ってきているのを実感しながら練習した。
この感じだと10kmを38分前後で走れるだろうと思った。

レース当日、友人たちと一緒にレースに参加(友人たちはハーフ)。
ハーフが先にスタートし、友人たちを応援して、いざ自分の番。
スタートの号砲がなり、時計のスタートを押して、ぶわーっとみんなが走りだす。
フルマラソンとは違い、10kmはひたすらダッシュなので、みんなの身体がバチバチ当たりながらのスタートとなる。
特に最初はテンションも上がってることや、前についていくのでスピードが上がる。
数百メートル走るとさすがに速過ぎると思い、時計を見ると押したはずのスタートボタンが押されておらず、「えっ⁉マジで⁉」とついつい声が出た。
そこでボタンを押して時計がスタートした。
そこで気持ちが若干萎えたが、気持ちを切り替えて走った。
2kmくらい走って自分の状態がなんとなくわかってきた。
そこまで良い感じではないものの、とにかく前の人に離されないように走った。
5km過ぎから上り坂が来た。
ガッツリ走れていた時の記憶だと、そんなに長くないと思っていた坂が、永遠に続くのかと思うくらい長く感じた。
ようやく上り終わったと思ったら、1km毎をお知らせする時計が鳴ったので見ると4:25/kmとの表記だった。
だいぶスピードが落ちていると思って​いたが、ここまで落ちているとは思わなかった。
10kmは一喜一憂する暇はないので、下り坂で少しでもタイムを縮めるよう走り出す。
その後再び上り坂があるので、そこを気合いで走り抜ける。
しかし、他のランナーに追い抜かれる。
気合いでついていこうとするも、離れていく。
ラスト1kmとなり、気合いでスピードを上げて走るも、ゴール地点に向かう最後の坂道で撃沈。
上り終わってもスピードを上げることができず、ボロボロの状態でゴールした。
ゴールするとその場に倒れた。

10kmは限界を超えて走るので毎回倒れる。
他のランナーの邪魔になるので、四つん這いになって横へ移動。
なんとか呼吸が落ち着いてから立ち上がりトコトコ歩き、抽選があり、引くと5等が当たった。
またトコトコ歩くと、1~12等まで景品が並んでいた。
1等の所へ歩み寄り、ボランティアの高校生が「おぉ~!当たったんですか⁉⁉」と盛り上がった姿を見てからの~、「っと見せかけてターン!」と言いながら、5等のところへ。
高校生たちも「違うんか~い!」と総ツッコミだった。
ぼくがどの大会でも心掛けているのが、ボランティアの人たちとふれ合いながら一緒に楽しむことだ。
ボランティアでランナーを支えてくれるんだから、少しはこちらも返さないとね。
敬意と共にお礼も欠かさない。
ありがたい限りだ。
それから弁当やミカンジュース、うどんなどを受け取り、体育館へ戻り着替えた。
ゆっくりする暇はなく、友人の応援と撮影に向かった。

時計が途中からスタートしたので自分がどれだけのタイムで走ったのかわからなかった。
撮影をしていると、患者さんから電話がきて、ぼくのタイムを教えてくれた。
そこで自分が40分をきって走ったことを初めて知った。
どうやら39分台とのことだった。
ちっとも嬉しくなかった。
確かに、限界点まで追い込んで走った。
しかし、最後の坂道を上り切った後、まだ出し切れた。
自分に嘘はつけれない。
最後の最後、ラストスパートをしきれてない。
そこで出し切れたら38分台になったかといったら無理だっただろう。
しかし、タイムの問題ではなく、気持ちの問題だ。
ぼくは甘ちゃんだ。

それから納得のいかぬまま、モヤモヤと1週間を過ごした。
純心中学で社会人と対話をするイベントに参加することになっていたので、中々気持ちの整理がつかなかった。
1週間経った日曜日、ロング走で走りながら考えたらモヤモヤが少し晴れた。
たかが3か月程度の練習で上を見過ぎていた。
スポーツ全般(いや、人生すべてだ)で言えることだが、そんな短期間で上達したら今頃ぼくは大リーグで大谷君の横にいるだろう。
何事も積み重ねであり、思考を巡らせて没頭し続けてやっとで結果が出る。
それが出ない事だってある。
今回はまだまだ修行が足らなかっただけだ。

ということで、ネクスト!
次は北九州マラソンに出るけど、この話はまた後日。
本命は鹿児島マラソンだ。
そこでサブ3を今度こそ達成する。
自分にやれることをやり抜いて挑む。
自分の可能性を信じて、走り続ける。

Screenshot

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